2014年4月22日星期二

本田圭佑


タオバオ代行
タオバオ代行

この二大ビッグマッチはミランにとってだけではなく、本田にとっても大きなチャンスとなり得る。本田がキエーボ戦で見せたような聡明さと、ジェノア戦でみ せたようなゴールを決めることができたら、これまでの非難は何処へやら、本田は一躍ミランのスターとなるだろう。サポーターは彼を心から愛し、サンシーロ 中が彼の名を叫ぶ。そしてチームにとっても欠かせない重要な選手となるはずである。いわば真の背番号10になれるかどうかが、この2試合にかかっているの だ。

 たぶん本田自身もそれは十分に理解していて、だからこそケガからの復帰も慎重になったのだろう。それはリボルノ戦前日の本田とガッリアーニ副会長との会話からもうかがえた。

「本調子に戻るまでにはあと2日は必要です」

 本田はそう言って欠場を決めた。シーズン最後の、そしてミランでの大きな飛翔に向けて、今、本田は準備中だ。

2014年4月16日星期三

タイで人気沸騰のワケ

皆様は、カレーチェーンの「Coco壱番屋」 をご存じだろうか。通称、「ココイチ」。「一度も店に入ったことがない」という人から「週1回以上行く」という人まで、使い方は人それぞれだと思う。だ が、ココイチで「勝負デート」あるいは「ビジネス商談」をしたことのある方は、いらっしゃるだろうか。

 実はいま、それが現実になっているのだ。といっても、日本ではなく、アジアでの話だ。今、ココイチがアジアで熱い。日本のリーズナブルなイメージとは違い、カップルからビジネスマン、ファミリー層まで大賑わいだ。

 ココイチがアジアで人気の理由とは何なのか。それを可能にした決断とは? 今回はグローバルマーケティングの視点を踏まえながら、アジアでのココイチ成功の裏側を探っていこう。

■ カップルのデートから商談まで、大人気スポットに

 現在ココイチは、アジアを中心に世界各国に出店中。なかでも最近熱いのはタイだ。日系のチェーンでは最大規模に迫る店舗数をバンコク中心に出店。店をのぞくとカップル、家族連れで大にぎわいだ。夕方ともなれば、仕事帰りのOLやサラリーマンも多い。

 話を聞いた、タイ人のワタポーン・ナヤラポットさん(仮名、25歳女性)も、そんなひとり。目抜き通りのデパート前で彼氏と待ち合わせをしてデート。今 日のディナーはココイチだという。2人が楽しくおしゃべりをする横では、男性ビジネスマンが2人でカレーを食べつつ、仕事の打ち合わせをしていたりする。
筆者も多くの日系企業を支援しているが、そもそも、日本の外食ブランドをそのまま海外に出せばうまくいくというのは幻想だ。勢いだけで海外進出して、痛い目をみたチェーンも少なくない。そう、ココイチがここまで成功しているにはワケがあるのだ。

 では、皆様なら、どのような戦略で進出を図るだろうか。少し考えていただきながら、読み進めていただきたい。タオバオ

2014年4月7日星期一

小保方氏以外の「共犯者」

4月1日の理研調査委員会が公表した最終報告書に対する小保方氏のコメントを読んで、アレ? と思った文章がある。「論文中の不適切な記載と画像については、すでにすべて訂正を行い、平成26年3月9日、執筆者全員から、ネイチャーに対して訂正論 文を提出しています」という最後の一文だ。

3月9日と言えば、若山照彦教授(山梨大学)が、他の共同著者らに論文撤回を呼びかけたと記者会見で公表する前日である。筆頭著者による訂正論文の提出 と、共同著者の一人による論文撤回の呼びかけが、これだけ接近しているのはなぜだろう。「執筆者全員から、ネイチャーに対して訂正論文を提出しています」 とコメントする彼女は、若山教授が論文撤回を呼びかけている事実をあえて無視しているように思えた。

この点、若山教授にメールで問いあわせたところ、次のような回答を得た。

「Natureへ修正依頼を提出したことは、日付はわかりませんが事実です。僕もその数日前にサインをしています。そして10日に僕は博士論文の写真の不正を知り、すぐ撤回を呼びかけました。そのことを知っていたら、サインをしませんでした」

博士論文の写真の不正とは、小保方氏が博士論文で使用した「マウス骨髄の造血系細胞に機械的ストレス(細いピペットを通過させる)を与えて得られた細胞を 用いたテラトーマ」の画像を、「マウス脾臓の造血系細胞を酸で処理して得られた細胞(STAP細胞)を用いたテラトーマ」の画像としてネイチャー論文に掲 載したことである。STAP細胞の実験の根幹に関わる重要な画像に、条件の異なる、過去の実験で得られたものを使うという行為は単純ミスとは考えにくい。 これが若山教授が小保方氏に不信感を抱く決定打になった。

小保方氏がネイチャーに訂正論文を提出するにあたって共著者のサインを求めたのは、博士論文のテラトーマ画像の疑惑が明らかになる数日前なので、若山教授 も小保方氏をまだ信用していた。だからこそ若山教授は訂正論文の提出に同意してサインしたわけだが、実はそれよりずっと前に小保方氏は、ネイチャー論文 に、テラトーマ画像の使い回しを認識していたことが調査委員会の報告書で明らかにされている。

「2月20日に笹井氏と小保方氏より、修正すべき点についての申し出とこれに関する資料の提出を受けた。
(略)笹井氏は、2月20日の委員会のヒアリングの数日前に小保方氏から画像の取り違え等について知らされ、論文を訂正するための正しいデータを至急取り直すことを小保方氏に指示したと説明した」

要するに、共同研究者の一人で、論文の主要な部分の執筆を担った笹井芳樹氏(理研CDB副センター長)と小保方氏は、博士論文のテラトーマ画像の使い回し も、その画像がネイチャー論文の条件とは異なる実験で得られていたことも知っていたのだ。それにもかかわらず、彼らは共同研究者の若山教授にそれを伝えて いなかったことになる。もしこの件を知っていたら、訂正論文の提出に関する同意書にサインしていなかったと若山教授が明言していることを考えれば、彼らの 対応は極めて不誠実だったと言わざるを得ない。

4月2日のYomiuri Onlineの記事「小保方研究は『極秘』…勉強会でも発言を辞退」によれば、「小保方リーダーは理研内の勉強会でも発言を辞退するなど、研究内容は『極秘扱い』で、発表前に十分なチェックを受けていなかった。」という。

小保方研究の隠蔽体質を非難する論調の記事だが、研究内容の極秘扱いをダメだと決めつけることはできないだろう。山中伸弥教授(京都大学)も、2006年 8月にマウスiPS細胞の開発成功を「Cell」誌で報告するまで、自分の研究室の外にiPS細胞の情報が漏れないように研究員たちに箝口令を敷いていた くらいだ。真似されないように箝口令を敷くのは、スクープ発表前の新聞社だって同じだろう。

問題は、小保方氏と笹井氏によって情報が統制され、他の共同研究者が実験の全体像を十分知らされていなかった点だ。訂正論文を用意するにあたって、小保方氏と笹井氏が若山教授にテラトーマ画像に関する不備を知らせなかったことに、私は二人の隠蔽体質を垣間見た気がした。taobao代行